★お相撲さんの所作と変身の儀式 ………… 意識の素朴な覚醒のコツ
今回テーマも、素朴な意識の覚醒です。
相撲さんは、
その仕切りでさまざまな仕草があります。
例えば、
稀勢の里(きせのさと)関は、
手で頬を叩いて仕切りに入ります。
これは、
意識の覚醒のため儀式であり、方法です。
身体や神経、頭、心をさらに目覚めさせ、
勢いを高めるためです。
相撲さんは、
気合を入れるといいますが。
人気者であった高見盛り関は、
仕切りの前に胸を叩いていたことを覚えています。
勢いをつくり、勝てる体勢や思考のできる人に
変化しています。
土俵の上で、テンションを上げ、勝てる人に
変身するようです。
元曙親方によると、
仕切りの時に『変身と言っているみたいだよ』」
(『朝日新聞』)とのこと。
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仕草や所作は、変身の技術になります。
昔の忍者の漫画で、
猿飛佐助を見ましたが、
変身するときの所作があります。
手の第二指三指を伸ばし他を曲げて
一方の手の指を他方の手で掴み、
一種の手印をつくります。
この手印は、
意識の集中しやすい所作です。
変身するときや、
特殊な技術を使うときの所作であり、
儀式です。
このように、
所作は、
人の思考や心を変えるスイッチとなります。