★閉所恐怖の例とパニック障害とパーソナルスペース
<続き>
今回のテーマは、閉所恐怖症の一つの例です。
<自己開発センター>
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☆気の上がり、重心の上がりと 閉所恐怖症
◎閉所恐怖症のAさんの場合
朝夕、Aさんは、
事務所のある5階まで、階段を使って上り、帰りは下りています。
彼は、エレベーターに乗ると、
呼吸が苦しくなり、動悸がしてくるため、
エレベーターを使っていません。
ここ数年は、こんなパニック障害的な状態でした。
階段の上り下りは、足腰の運動に良いのですが、
彼は、意志を持って、階段の上り下りをしているわけではないので、
精神的につらい状態でした。
◎エレベーターに乗ると、重心が上がり、気が上がる
Aさんの場合、エレベーターの乗ると、気が頭に上がり、
頭や心、体が乱れる状態になっていました。
とくに、頭に重心が上がると、
彼の意識感覚は、
エレベーターの中で、特別な状態になっています。
具体的には、
空間が固まってしまう感じや、自分に迫ってくる感じになります。
その状態になると、呼吸は吸いにくくなり、
不安な動悸が始まります。
彼の閉所恐怖症は、他のパニック障害と同じ状態です。
ただ、
他のパニック障害(例えば乗り物恐怖症など)とくらべると、
場と現れ反応する心身の部位が違うだけです。
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彼の閉所恐怖症の問題を短く表現すれば、
頭(心や体)のつくる意識空間が、
固まり、あるいは狭める働きを引き起こします。
その結果として、
不安や恐れをつくっています。
☆解決のためのポイント
◎解決の時のポイント
人により、トラウマがあって、閉所恐怖が起こっている場合は、
そのトラウマ的なものも解決する必要があります。
◎解決のキーワード
Aさんの閉所恐怖症の解決には、
以下のようなものを解決して、問題を解決しました。
・ 重心や気を下げること
・ 呼吸を整えること
・ トラウマの解決
などを解決することで、閉所恐怖症を解決しました。